A&Wは沖縄以外にある?沖縄以外の店舗やA&Wの歴史について完全解説!

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この情報は2026/03/10時点の情報です

沖縄旅行で必ず話題に上がるグルメのひとつが「A&W(エーアンドダブリュー)」。空港に降り立った瞬間から目に入るあのロゴを見て、「あれ、本土では見たことないな」と思った方も多いのではないでしょうか。

この記事では、「A&Wは沖縄以外にあるの?」「なんで沖縄にしかないの?」という素朴な疑問にお答えしつつ、意外と知られていない歴史の話や、絶対に食べてほしいメニューまでまとめてご紹介します。沖縄旅行を計画中の方も、A&Wのファンの方も、ぜひ最後まで読んでみてください。

A&Wは沖縄以外にある?沖縄以外の店舗や歴史を解説

結論:A&Wは沖縄以外にある?

結論から言うと、現時点で日本国内のA&W(エーアンドダブリュー)実店舗は、沖縄県内にのみ存在します。過去には本土(東京・大阪・福岡など)にも一時期展開していたことがありますが、現在はすべて閉店しています。

ただし「日本にしかない」というわけでもなく、世界に目を向ければA&Wはれっきとしたグローバルチェーン。アメリカ国内はもちろん、インドネシア、マレーシア、タイ、フィリピン、アラブ首長国連邦など多くの国・地域で展開しています。特にインドネシアは北米を除くと世界最多店舗数を誇るほど人気が高く、それぞれの国の食文化に合わせたローカライズメニューも楽しめるようです。

なお、A&Wのルートビアやクリームソーダなどのドリンク類は、沖縄以外でも「わしたショップ」などの沖縄物産店や一部の輸入食品店で購入できる場合があります。本物の店舗体験には及びませんが、味だけ先に試してみたい方はぜひ探してみてください。

沖縄のA&Wの店舗一覧

沖縄県内には2025年5月時点で24店舗のA&Wが営業しています(※屋宜原店は現在休業中)。那覇空港や国際通りをはじめ、うるま市・名護市・石垣島・宮古島など、観光スポットの近くにも多数あるので旅行中に立ち寄りやすいのも嬉しいポイントです。

代表的な店舗は以下のとおりです(※最新情報は公式サイトでご確認ください)。

  • A&W 那覇空港店(那覇市)
  • A&W 国際通り松尾店(那覇市)
  • A&W パレットくもじ店(那覇市)
  • A&W 牧港店(浦添市)※ドライブイン併設
  • A&W 北谷店(北谷町)※ドライブイン併設
  • A&W 名護店(名護市)※ドライブイン併設
  • A&W 美浜店(北谷町)※ドライブイン併設
  • A&W うるま安慶名店(うるま市)
  • A&W 浦添パルコシティ店(浦添市)
  • A&W 宮古空港店(宮古島市)
  • A&W 石垣店(石垣市)
  • その他、県内各地に多数展開

店舗によってドライブイン、24時間営業、A&W PLUS CAFEなど異なるサービスが用意されています。楽天Edyはすべての店舗で利用可能です。旅程に合わせて立ち寄れる店舗をあらかじめチェックしておくのがおすすめです。

沖縄以外のA&W店舗一覧

日本本土でのA&W展開の歴史は、実は二度あります。

1回目の本土進出(1970年代)は、1972年6月に明治製菓がA&Wと提携する形でスタートし、近畿圏を中心に東京・福岡などでもチェーン展開を試みました。しかし、当時の日本人にはルートビアの味がなじみにくかったこと、ドライブイン文化が根付いていなかったこと、マクドナルドをはじめとする競合との競争激化などが重なり、全店撤退という結果に。

2回目の再進出(1990〜2000年代)は、東京都内にパイロットショップを開店するかたちで試みられましたが、こちらもやはり定着には至りませんでした。

海外に目を向けると、A&Wは現在もアメリカ・インドネシア・マレーシア・フィリピン・タイ・バングラデシュ・パキスタン・イギリス・ドイツ・UAE・カタールなど多くの国で展開しています。特にマレーシアやインドネシアでは地域に深く根付いた存在で、現地限定メニューも豊富とのことです。海外旅行の際に見かけたら、沖縄との味の違いを比べてみるのも面白いかもしれません。

A&Wが沖縄にしかない理由は?歴史を完全解説

A&Wの日本進出と沖縄への定着

A&Wの歴史は、1919年にアメリカ・カリフォルニア州ロダイで、薬剤師のロイ・アレン(Roy Allen)氏がルートビアスタンドを開いたことに始まります。後に従業員のフランク・ライト(Frank Wright)氏と組んでテキサスに展開、二人の名字の頭文字をとって「A&W」と名付けられました。

注目すべきは、A&Wが世界初のフランチャイズビジネスを実践したチェーンとされている点。1950年代には全米に450店を超える規模にまで成長し、その後アジア・太平洋地域へも進出していきます。

日本(沖縄)への初上陸は1963年。アメリカ統治下にあった沖縄・北中城村の屋宜原(やぎばる)に1号店がオープンしました。これはマクドナルド(1971年)やケンタッキー・フライドチキン(1970年)よりも早く、日本初のファストフードレストランとも言われています(※諸説あり)。

当時の沖縄はアメリカの施政権下にあり、米軍基地が多数存在していたことから、アメリカンスタイルの食文化がすんなり受け入れられる土壌がありました。その後、1972年の本土復帰後も沖縄でのA&Wの人気は衰えることなく、現在に至るまで「エンダー」という愛称で県民に親しまれ続けています(「エンダー」はアメリカ人の発音「エィ・ァンド・ダーボゥ」がなまったものと言われています)。

本土での失敗と撤退

二度にわたる本土進出がいずれも定着しなかった背景には、いくつかの要因が絡み合っていたと考えられています。

まず、ルートビアの味が受け入れられにくかったという点。独特のハーブ系の風味は「湿布みたい」と表現されることもあり、馴染みのない本土の消費者には刺さりにくかったようです。

次に、ドライブイン文化の不一致。駐車スペースにインターホンが設置され、車に乗ったまま注文・飲食できるA&W独自のスタイルは、モータリゼーションと広大な土地が背景にあるアメリカ文化の産物。当時の日本本土の都市部では、その業態が生活スタイルとかみ合わなかった面があったとも言われています。

そして、競合との激しい競争。すでにマクドナルドやモスバーガーが日本市場に浸透しつつある中、独自の強みを打ち出すことが難しかったという事情もあったとみられます。

一方、沖縄ではアメリカ文化が生活の一部として根付いており、こうした障壁がほとんどなかったことが、現在も沖縄限定で愛され続けている最大の理由と言えるでしょう。

A&Wのおすすめメニューは?

ルートビア

出典:A&W沖縄

A&Wの代名詞とも言えるオリジナルの炭酸ドリンク。約14種類のハーブをブレンドした独特の風味は、初めての人には「湿布みたい」と感じることも。でも一度ハマると病みつきになるから不思議です。

お店で飲む場合は、氷を入れないキンキンに冷えたジョッキで提供されるのがイートインの特権。サイズはS・R(レギュラー)・Lの3種類があり、どのサイズも何杯でもおかわり自由(店内・ドライブインのみ)なのが嬉しいところです。

不安な方は注文前に試飲もできるので、遠慮なく店員さんに声をかけてみてください。

モッツァバーガー

出典:A&W沖縄

ジューシーなビーフ100%パティに、とろけるモッツァレラチーズとたっぷりの野菜が重なった看板バーガー。

濃厚な特製ソースがアクセントになっていて、食べ応えも満点です。「沖縄に来たらこれを食べる」というリピーターも多い定番メニューで、初めての方にも自信を持っておすすめできる一品です。

カーリーフライ

出典:A&W沖縄

くるくるとコイルばね状に巻かれたスパイシーポテト。外はカリカリ、中はほっくりした食感で、スパイスの風味がクセになります。

見た目のインパクトもあって、SNSでシェアしている方も多い人気メニュー。バーガーとの組み合わせはもちろん、ドリンクのお供にもぴったりです。

チキンサンド

出典:A&W沖縄

外はカリッと揚がったチキンを挟んだボリューム感のあるサンドイッチ。シンプルながら食べ応えがあり、ハンバーガーが少し重たいかなというときにもちょうどいい選択肢です。

また、創業当初からのメニューである「コニードッグ」(スパイシーミートソースがかかったホットドッグ)もぜひ試してみてほしい一品。アメリカンダイナーの雰囲気を存分に味わえます。

A&Wは沖縄以外にある?この記事のまとめ

・現在、日本国内のA&W実店舗は沖縄県内のみ(2025年5月時点で24店舗)。

・かつては東京・大阪・福岡など本土でも展開していたが、ルートビアの味の不一致やドライブイン文化の不整合などにより二度の撤退を経験している。

・海外ではインドネシア・マレーシア・アメリカなど多くの国で現在も展開中。

・沖縄への初上陸は1963年(アメリカ統治下)。マクドナルドよりも早く、日本初のファストフードとも言われる歴史ある存在。

・沖縄では「エンダー」の愛称で親しまれ、60年以上にわたって地元の食文化に根付いている。

・ルートビア・モッツァバーガー・カーリーフライなど、A&W独自のメニューが揃っており、観光客にも大人気。

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